初めての方へ
初めてご来院される際には、必ず下記のものをご持参ください。
- 健康保険証またはマイナンバーカード
- 医療福祉費受給者証または限度額適用認定証(お持ちの方はご持参ください)
- お薬手帳(お薬を服用中の方)
紹介状をお持ちの方
紹介状をお持ちの方は、ご来院時に受付にご提出ください。画像データなど他の資料がある場合は、あわせてご提出ください。受付後、問診票の必要事項にご記入いただきます。
紹介状をお持ちでない方
紹介状をお持ちでない方は、ご来院時に受付にて問診票にご記入いただきます。
当院では診察予約のない当日受診もお受けしておりますが、予約の患者さん優先でのご案内となりますので、予約なしでご来院の際には長時間お待たせしてしまうすることがあります。ご都合が悪ければ、スタッフにお申し付けいただければ、ご予約をお取りすることが可能です。
待ち時間に体調不良を感じた場合は、受付にお申し出ください。
再診の患者さんへ
健康保険証またはマイナンバーカードは、月が替わるたびに提示が必要ですので、再診の際も忘れずにお持ちください。
再診外来はオンライン診療も行っております。
脳神経外科
脳神経外科は、脳や脊髄の神経に関わる病気を専門に診断し治療をする診療科です。脳の病気には、脳卒中や脳腫瘍など、怖い・恐ろしい重病というイメージがあるかもしれませんが、実際には日常の小さな気づきが早期の診断と治療に繋がります。おしゃべりがしづらい、片側の手足がしびれる、頭をぶつけた後に気分が悪い、頭痛もちだがいつもの痛みとは違うなどちょっとした体の変化や、ご家族など身近な方の物忘れが気になりましたらお気軽にご相談ください。早期に診断することで、命に関わる重病を未然に防ぐ、あるいは早期に治療することに繋がります。
頭痛外来
頭痛外来は頭や首に痛みのある患者さんを問診、診察して診断と治療を行う頭痛全般を専門とする外来です。脳腫瘍や頭部外傷などの病気が引き起こす二次性頭痛を除外し、片頭痛などの一次性頭痛を診断・治療し、頭痛による生活の障害を軽減するために定期的な診察を行います。
頭痛は患者さん本人にしかわからない苦痛ですので、頭痛日記など、情報を共有できるツールが役立ちます。
頭痛には原因が特定しやすいものと特定しにくいものがあります。特に原因が特定しにくい頭痛については、丁寧に症状の特徴を聞き、検査結果を正確に把握して原因を明らかにしていくことが重要です。また、原因を特定しやすい頭痛が必ずしも安全とは限らず、緊急治療を要する病気が隠れている場合もありますので、単なるいつもの頭痛だからとの油断は禁物です。頭痛薬の内服だけではなく、日常生活の習慣改善も頭痛治療には重要です。患者さんそれぞれの頭痛の様子やライフスタイルに合った治療方法を選ぶことがとても大切です
当院では、お子さんから高齢者まで頭痛に悩む患者さんと共に頭痛治療の経験を積んできた医師が診察を行っております。また、女性医師が治療を行っていますので、女性特有の月経(生理)に伴う頭痛などもお気軽にご相談ください。
物忘れ外来
物忘れは、歳を重ねるにつれてどなたでも自覚することがある症状です。また、記憶力や注意力は加齢とともに低下する傾向があり、歳を取るにつれて物忘れが多くなるのは自然なことです。
しかし、認知症による物忘れは加齢による物忘れとは違い、脳の障害によって認知機能が持続的に低下して日常生活に支障をきたすようになります。物忘れは認知症の初期症状として現れることが多いとされています。認知症は放置するといずれ日常生活に大きな影響を及ぼしますが、早期に適切な治療や支援を行うことで症状の進行を遅らせ、日常生活の支障を軽減することができます。健康寿命を延ばし、生活の質(QOL)を維持するためには、早期発見が重要です。
認知症にはアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症など様々な病気が含まれますし、甲状腺機能低下症やビタミン欠乏症などの病気が認知機能を低下させることがあります。病気によって治療方法や患者さんの生活支援の方法が異なります。正確な原因を特定するためには、何かおかしいと感じたら、脳神経外科を受診することが大切です。当院では経験豊富な脳神経外科医がMRI検査などを行い、患者さんの診断に合わせた治療法を選択していきます。物忘れが気になる方、身近な方から物忘れを指摘された方などは、ぜひお気軽にご来院ください。
めまい外来
めまいとは、静止しているにもかかわらず、ご自身や周囲の物が動いているように感じる感覚のことを言います。
めまいは、回転性(周囲あるいは自分が回る)、浮動性(ふらふら揺れている)など感じ方がいろいろありますが、回転性か浮動性かといっためまいの様子から原因となる病気を特定することは大変難しいです。ですので、問診では、めまいの症状や頻度、最初にめまいを感じた時期、めまいを起こす状況などを詳しく伺います。また、耳鳴りや難聴など他の症状がないか、眼の動きや手足の運動を診察して脳神経の症状を伴っていないか判断します。脳疾患によるめまいが疑われる場合は、速やかにMRI検査を実施します。検査結果をふまえて、めまい治療薬の処方や生活習慣の指導を行います。
しびれ外来
しびれには、手足が思うようにうまく使えないといった体の動きが悪い場合と、痛みや温度を感じない、びりびりとした嫌な感じがするといった感覚異常の場合があります。両方が同時に現れることもあります。
感覚異常は、感覚神経の経路の障害によって起こります。脳、脊髄、末梢神経など障害される神経の部位によって現れるしびれの症状はさまざまです。
感覚神経の経路に障害が生じる原因は、さまざまな病気が考えられます。神経の経路が圧迫されたり(手首の腱で正中神経が圧迫されておこる手根管症候群や腰部椎間板ヘルニアによる坐骨神経の圧迫など)、糖尿病やアルコール、薬物により末梢神経全体が障害されたり、脳卒中や脳腫瘍など脳の病気によって神経の経路が障害を受けることもあります
当院では、問診を通じて詳しい症状、初めてしびれを感じた時期、生活の不自由さや支障になっていること、既往歴、服薬状況などを伺います。その後、脳神経や末梢神経の診察を行い、必要に応じて血液検査やMRI検査を行います。
内科
当院は、脳神経外科領域の診療を中心としたクリニックですが、同時に鎌倉・大船・藤沢地域のみなさんにいつでも気軽に相談していただけるクリニックでありたいと考えています。そのため、高血圧症や糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病の治療も行っています。健康診断で異常を指摘された、あるいはメタボリックシンドロームが気になるなどの健康相談がございましたらお気軽にご受診ください。
予防接種
予防接種は、病気の予防や重症化を防ぐ目的で行います。インフルエンザワクチンをはじめ、各種予防接種に対応しています。予防接種の項目や費用についての詳細はお知らせをご確認ください。
健康診断
当院では、鎌倉市健康診査(検診)を実施しています。後期高齢者健診、肝炎検診、胃がんリスク検診、大腸がん検診、前立腺がん検診を行っています。
脳梗塞や脳出血などの脳卒中は高血圧症や糖尿病など生活習慣病が病気の入り口になることがあります。自覚症状がないために放置しがちですが、健康診断で早期発見することで病気を未然に防ぐ、あるいは治療を早期に行うことが可能となります。まずはお気軽にご相談ください。
MRI検査
MRIとは磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略です。
MRI検査では、エックス線は使用せず、磁石と電波を用いて人体の内部構造を画像化し、詳細な画像撮影を行います。また、造影剤を使用することなく体内の主要動脈を撮影できるため、脳血管疾患の診断や脳ドックに適しています。
強力な磁石を用いて撮影を行いますので、検査室内に金属製品や電子機器を持ち込むことができません。検査室の外で身につけている金属類を全て取り外します。
撮影時間は検査内容によって前後しますが、およそ20分程度です。検査中にMRI機器本体から撮影音がします。
閉所恐怖症の方はMRI検査が難しいことがありますので、ご心配な方は事前にお申し出ください。
脳ドック
高血圧症や糖尿病、脂質異常症など生活習慣病を指摘されたことがある、40歳以上でこれまで一度も脳の検査を受けたことがない、血縁者に脳卒中や脳腫瘍を患った方がいる、将来認知症になるのではないかと心配、など脳の健康についてお悩みがありましたら当院にご相談ください。当院では、MRIを使用した脳ドックを行っています。脳ドックの検査内容や費用については、脳ドックのページをご覧ください。