初診当日MRI検査対応可能初診当日
MRI検査
対応可能
TOPへ

めまい外来

めまい外来について

めまいは症状も原因となる病気もさまざまです。
めまいには、目が回る、立ち上がると揺れる、視界が暗くなる、ふわふわと体が浮いているような感じがする、まっすぐ歩けないなどさまざまな表現がありますし、耳鳴り、吐き気や頭痛を伴うこともあります。
めまいは原因によって、内耳の障害による末梢性めまい、脳の障害による中枢性めまい、心因性めまい、加齢による平衡感覚障害のめまいなどに分類されます。末梢性めまいが最も多いですが、脳の疾患によって生じる中枢性めまいを早期に診断することがとても大切です。
中枢性めまいの診断には、症状の問診と診察が重要です。当院では、めまいの症状やめまいに伴う症状(耳鳴り、頭痛、手足の運動障害や感覚障害、言語障害など)を詳しく診察し、神経学的検査や必要に応じてMRI検査などを行い、診断を行っております。


めまいの症状

  • 視界が真っ暗になる
  • 地面が揺れているように感じる
  • 頭がふわふわする
  • 天井や壁が回転する
  • 体が揺れている
  • 立ちくらみ
  • 起き上がったり寝返りを打つと目が回る
  • 耳鳴り
  • 吐き気

など


めまいの種類

内耳疾患によるめまい(末梢性めまい)

良性発作性頭位めまい症

めまい疾患全体の約4割を占める代表的なめまい症です。中高年の女性によく見られます。内耳には重力や体の向きを感知する器官があり、ここに耳石という炭酸カルシウムでできた結晶があります。耳石が剥がれて三半規管に入り込むとめまいが起きると考えられています。寝返りを打ったり、仰向けで寝ている状態から起き上がったり、頭の向きを変えるとめまいが現れます。高齢者ではめまい症状ではなく、起床時にベッドから転落するなど転びやすさや平衡感覚の症状のことがあります。抗めまい薬や吐き気止め薬で治療します。めまい体操を行うことで症状が緩和されることがあります。

前庭神経炎

突然ではなくややゆっくり始まる回転性めまいで、症状が始まった日に強く、数日で軽快しますが、回転性めまいが良くなった後も歩行時のふらつき感が続きます。難聴や耳鳴りなど耳の症状を伴わないことが特徴です。50歳代の男性に多く、ウイルス感染が原因と考えられています。安静と抗めまい薬で治療します。

メニエール病

内耳に生じる内リンパ水腫と呼ばれる病気によってめまいが起きます。数十分から数時間続く回転性や浮動性のめまいに加えて、耳鳴り、難聴、耳閉感などの聴覚症状が現れます。症状が長期にわたると聴力が低下して生活のQOLが損なわれることがあります。安静と抗めまい薬で治療します。心身にストレスがかからないよう睡眠時間を十分にとるなど生活習慣の改善も発作の予防に大切です。

持続性知覚性姿勢誘発性めまい

浮動性めまいや不安定感が3ヶ月以上続く、慢性のめまい症です。症状はほぼ毎日あります。体の動きや視覚の刺激で悪化します。例えば、エスカレーターに乗る、動きのある映像(スクロール画面や街を行き交う人々)を見るなどです。

中枢性めまい

脳血管障害(脳卒中)

急にめまいが始まり、加えて歩行障害、呂律障害などの脳神経症状がある場合、脳内の脳幹や小脳という部位に脳出血や脳梗塞が認められることがあります。脳出血や脳梗塞といった脳卒中の治療は早期診断と早期治療の開始が回復に大きく影響します。脳の専門医を受診しましょう。

脳卒中

椎骨脳底動脈循環不全

椎骨動脈という脳内の血管が動脈硬化により細くなり、脳幹や小脳の脳血流が低下してめまいを起こすことがあります。脳梗塞を起こす危険性もあります。

片頭痛

片頭痛の発作と同時に回転性めまいを起こすことがあります。片頭痛の治療薬が使われます。

片頭痛


めまいの検査

めまいの診断では中枢性めまいを鑑別することがとても大切です。
めまいの症状を診察して脳に原因があると考えられる場合は、MRI検査を行います。
突然始まっためまいや、なかなか治らない繰り返すめまいの場合には、脳神経外科専門医の受診をおすすめします。

MRI検査

ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー
ギャラリー

Neurosurgery Clinic

Neurosurgery Clinic